2023/03/21 23:43





3/18(土)は近隣の廃校になった小学校を活用したイベント「巡る巡る市」で出店致しました。


登校口を入ると長い廊下、並ぶ教室、木の机…。なんとも懐かしい光景です。

福寿庵は職員室でコーヒーを提供しました。

もともとコーヒーを飲めなかった私が、職員室でコーヒーの焙煎、ドリップをすることになるとは…。

ご縁とは不思議なものです。

ここでもお越しの皆様に新鮮なコーヒーを飲んで頂きました。

今回は屋内で焙煎の条件もよかったので、その場でセラミックロースター匠(たくみ)で焙煎し提供しました。

焙煎の様子をご覧になったお客様は、どんどん焙煎が進んでいく様子に驚かれた様子。そしてもちろん美味しい。

「また焙煎講座を受講したいです」

嬉しい言葉を頂きました。


イベントのもうひとつのメインはドキュメンタリー映画「杜人(もりびと)」。

「大地の再生」と銘打って活動されている造園家、環境再生医の方の活動の様子。

日本全国各地で発生している土壌の問題。

開発が進んだ結果、コンクリート等で固められ、地中の水や空気の循環が悪くなっていること。それが土砂崩れ、地盤の崩壊になって現れていること。

何事も滞りなく循環していくこと、自然と共存していくことのの大切さを学んだ映画でした。


コーヒーも自然由来の物である以上、自然環境に大きな影響を受けます。

生産地の日照時間少ないと、豆の発育が悪くなり風味に影響が出ます。

生産地で霜が発生すれば、コーヒーの木を痛めて収穫量に影響が出ます。

コーヒー豆は工場で生産された加工品ではありません。自然由来の農作物です。


私たちは、これからも変わらずコーヒーを飲んでいくことが出来るのか?


ちょっと大きな話ですが、地球環境とコーヒーは無関係ではありません。


コーヒーを変わらず飲んでいくために出来ることは何か?


また今度そんなお話をしたいと思います。